Deluge 文 > 制御フロー>変数の定義(Set Variable)
解説
Deluge スクリプトの「変数の定義 "Set <Variable name>"」は、フォームのアクションとフィールドのアクションにて、変数の値を設定するのに利用されます。
変数(Variables)は、データの箱です。変数の値は、スクリプトの実行時に変化しますので、'変数(variable)'という名前が付いています。
変数は、値を与えられます。与えられた値は、何度も変化可能です。
変数は、状況によって、その値を変化されるので、プログラム言語を動的にします。
Deluge 内の変数は、強力に型付けされ、その意味では、数字を保持するように定義された変数は、スクリプトの終了まで数字だけを保持します。
また、文字列を保持するように定義された変数は、スクリプトの実行まで文字列だけを保持します。
Deluge スクリプトで使用される変数の種類は、次の2つです。 :
- フォーム内のフィールド (これは、自動的に宣言される変数で、スクリプト内で利用できます。)
- アクションスクリプトで定義される変数
構文
ここで、
使用例
下記のサンプルコードでは、フォームのフィールド、ユーザ定義変数、Zoho変数を、変数の値として設定します。
form Sample { Date1 ( type = date )
English ( type = number width = 20 )
Maths ( type = number width = 20 )
on add { on validate { dd = '12-Apr-2007'; if (input.Date1 == dd) { alert "Please enter a different date"; cancel submit; } } on success { total = (input.English + input.Maths); average = (total / 2); success message "Total" + " " + total + " " + "Average" + " " + average; if (average > 50) { Grade = "Good"; } else { Grade = "Bad"; } datex = zoho.currenttime; info "Grade" + " " + Grade + " " + datex + " "; } }
}
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1. 次の行のコードは、入力フォームフィールド(English と Maths)の値の合計を、変数(total)に設定します。
total = (input.English + input.Maths);
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2. 次の行のコードは、ユーザ定義変数(total)を、変数(average)の値として設定します。
total = (input.English + input.Maths); average = (total / 2);
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3. 次の例は、Zoho 変数(zoho.currenttime)を、変数名(datex)に設定します。
datex = zoho.currenttime;
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4. 次の例は、日付値を変数(dd)に設定します。