式 > 演算子
解説
演算子は、1つか2つの値に対して作動し、値を返却する関数の一種です。
非常に一般的に使用される関数には、演算子ステータスが与えられ、特別な記号によって実行されます。たとえば、加算には '+'、減算には '-' などの記号です。
サンプル:
(7 * 7) + 4 = 53
Hello " + "world" = "Hello world"
算術演算子
算術演算子は、1つか2つの数値に動作し、数値を返します。
二項算術演算子
これは、2つの値に動作するので、二項算術演算子と呼ばれます。
構文
ここで、<op1> と <op2> は、どちらも算術式です。下記の表は、二項算術演算子とその機能の一覧です。:
演算子
|
機能 |
+ |
<op1> と <op2> の加算
|
- |
<op2> から <op1> の減算
|
* |
<op1> と <op2> の乗算
|
/ |
<op1> の <op2> での除算
|
% |
<op1> の <op2> での除算の剰余
|
単項算術演算子
1つの値に動作します。
構文
ここで、<op1> は数値式です。下記の表は、単項算術演算子とその機能の一覧です。:
演算子 |
機能 |
+ |
機能の点では、影響はありません。 |
- |
与えられた値を無効にします。 |
関係演算子
関係演算子は、2つの値を比較し、その関係によって、論理式(true または false)を返します。
サンプル
5 > 4 ⇒ true
233.6 < 94.22 ⇒ false
構文
下記の表は、関係演算子とその機能の一覧です。:
演算子 |
機能 |
> |
<op1> は、<op2> より大きい
|
>= |
<op1> は、<op2> より大きい、または等しい |
< |
<op1> は、<op2> より小さい
|
<= |
<op1> は、<op2> より小さい、または等しい |
== |
<op1> は、<op2> と等しい
|
!= |
<op1> は、<op2> と等しくない
|
条件演算子
条件演算子と結合した関係演算子は、ユーザの決定をより強化します。条件演算子は、論理式に動作し、各論理式は関係演算子や条件演算子を含みます。このように、ユーザは複雑な決定論理を書くことができます。
Deluge は、'&&' や '||' や '!' のような条件演算子をサポートしています。
構文
<論理式> && <論理式>
<論理式> || <論理式>
!
<論理式> |
ここで、
'&&' - 左辺と右辺の論理式の両方が true のときに、true 値を返します。
'||' - 少なくとも1つの論理式が true と評価されたとき、true 値を返します。
'!' - 論理式が false と評価されたとき、true 値を返します。論理式が true と評価されたとき、false 値を返します。
演算子 |
機能 |
&& |
左辺と右辺の論理式の両方が true |
ll |
少なくとも1つの論理式が true |
! |
論理式が false
|
日時演算子: 日時演算子は、複数の日付値に使用されます。
1. 日付に、差分の時間(delta time) を加算します。
構文
ここで、
- <日時式> は、暦における、日にちと時刻を固定します。
- 演算子
演算子 |
機能 |
+ |
特定の日時に、差分時間を加算します。 |
- |
特定の日時から、差分時間を減算します。 |
- 差分時間値は、時間の量です。1 時間、3 週間などです。delta
value は、一重引用符('')で囲みます。
構文
ここで、
W - 週
D - 日
H - 時
M - 分
S - 秒
n は、正数。
値はすべて任意ですが、一旦与えられると、上記の規則に従います。
サンプル
1 週間 と 80 分は、'1W:80M' と表すことができます。
2 日、40 分 と 30 秒は、'2D:40M:30S' と表せます。
詳細は、フィールドのアクション>日付フィールド をご参照ください。