式は、変数や定数や演算子の組み合わせです。評価にもとづいて、1つの値をもたらします。
式のタイプ
Deluge スクリプトにおける式は、次のように分類されます。:
文字列（String） 式
文字列式は、一連の文字やテキストを評価します。
たとえば、:
"abcd" , "zoho " + "creator " + " - online"
sendmail
[
To : this.name + "@adventnet.com"
Subject : "The feedback you had sent has been incorporated in zohocreator"
Message : "Comments" + this.comments
]
|
上記のサンプルでは、
- comments と
name
が、フォームフィールドです。
- name+ "@adventnet.com"
が、文字列式です。
- "Comments " + this.comments もまた、文字列式です。
数値（Numeric） 式
数値式は、数字や浮動小数点（例：4.556
or -5.311）、整数（例： -41 , 6243）に対する評価をします。
English
(
type = number
decimalplace = 2
)
Arts
(
type = number
decimalplace = 2
)
AverageMarks
(
type = formula
value = (English + Arts) / 2
)
|
上記のサンプルでは、(English + Arts) / 2
は、数値式です。
日付（DateTime） 式
日付式は、日付、時刻、日にち、週などの暦の要素と、演算子の関係式です。
日や週、時刻の決まった数字を、日付から加減することが可能です。この日付式のファイナル値は、時刻情報を伴う、有効な日付である必要があります。
filters
(
"joined on 4th july" :
(Date_Of_Joining == '04-Jul-2006')
)
|
上記のサンプルでは、Date_Of_Joining
が、日付型のフィールドです。
論理（Boolean） 式
論理式の結果は、2つの状態である、TRUE か FALSE だけです。
論理式は、特定の条件を評価・分析するために使われる条件式であり、条件をチェックした結果に基づき、true か false を返します。
例： 2 > 4, 4< 6 && (5%6) > 3
ゼロ（nil）でないか、定数でないあらゆる値もまた、true です。
filters
(
priority
status
"High Priority" : ((priority == "V.High" || priority == "High") && (status == "Open"))
)
|
変数（Variables）
詳細は、Deluge 文->制御フロー->変数の定義（Set Variable） をご参照ください。
リテラル（Literals）、定数（Constants）
リテラルは、"Hello world" や 4 のような、直接書かれた値を示します。
例えば、"Hello world" は文字列リテラルで、4 は数字リテラルです。
sendmail
[
To : this.name+"@adventnet.com"
Subject : "The feedback you had sent has been incorporated in zohocreator"
Message : "Comments" + this.comments
]
|
上記のサンプルでは、"support@zohocreator.com"
が文字列定数です。
Uploading ....